「産地」で異なるプロポリスの特徴成分

天然の抗菌物質・プロポリス

プロポリスは、ブラジル産が最も有名ですが、実は、アルゼンチン、イギリス、イタリア、ウルグアイ、エジプト、オーストラリア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニアなど、世界各国で採集されています。

 

近年、プロポリスの成分を調べる研究が世界各地でなされており、産地や起源植物によって特有成分が大きく異なることが明らかになりました。

ヨーロッパ産や中国産のプロポリスの起源植物の多くはポプラであり、主な成分としてフラボノイドが含まれています。

ブラジル産プロポリスの起源植物はキク科バッカリス属のアレクリン・ド・カンポ( Baccharis dracunculifolia)です。

ブラジル産プロポリスは、抗菌物質を豊富に含む新芽を集めて作られているという特徴があることがわかりました。

また、多く含まれる成分は、抗腫瘍活性をもつことで知られるアルテピリンCをはじめとする桂皮酸誘導体です。

プロポリスの組成は、樹脂が50~55%、蜜ロウが30%、精油8~10%、花粉5%、その他5%で、これを分析するとアミノ酸、ビタミン、ミネラル、フラボノイド、有機酸、アルコール類、芳香性アルデヒド、フェノール類など300近くの物質が含まれていると報告されています。

フラボノイドを多く含むユーカリを主原料としていることに加え、アルテピリンCを含有するアレクリンやアサペシなどがその地域にしか生育しないからです。

弊社が扱うプロポリスは、ブラジルのミナス・ジェライス州で採れた世界最高と言われている産地です。